下眼瞼手術  (Lower Blepharoplasty)

下眼瞼手術は、目の下のたるんだ皮膚や脂肪を取り除き、シワを改善することで、より若々しく明るい目元をつくる手術です。

加齢に伴い、目の下に脂肪が蓄積したり、皮膚がたるんだりすることで、クマが目立ちやすくなり、疲れて見えたり、悲しそうな印象を与えることがあります。

下眼瞼手術は、こうした問題を改善し、目の下を滑らかで明るく整えます。

	1. 手術前   年を取るにつれて、眼窩脂肪が膨らみ、涙の溝が目立って見えて、疲れてさらに年を取ったように見える印象を持つようになります。
	2. 手術模式図  赤いラインで切開し、下の涙溝の靭帯(白ライン)を剥離し、眼窩脂肪を区域別に広げて再配置します。脂肪を除去すると陥没して見える可能性があるため、除去ではなく再配置することになりますが、この時、外側の脂肪は一部除去することもあります。
	3. 眼輪筋の固定（懸垂） 脂肪を再配置した後、眼輪筋層を引き上げて、外側の眼窩骨膜に固定します。これにより中顔面のリフトアップ効果や涙袋の補強効果が期待できます。余分な皮膚は必要最小限で切除し、縫合して仕上げます。 ※この過程により、術後初期には目の外側下部がつっぱったように見える場合がありますが、1か月程度で自然になります。
	4. 手術後   目の下のくぼみ（涙袋の影）や、膨らんでいた眼窩脂肪が改善され、より若々しい印象になります。

回復と管理

回復期間 : ほとんどの患者様は、手術後1週間程度で抜糸を行います。

手術後数日間は腫れや内出血が見られることがありますが、時間の経過とともに徐々に改善していきます。 

管理方法 : 手術後は目の下に刺激を与えないよう注意し、過度な運動や血圧が上がるような行動は避けてください。

手術後の期待効果 

下眼瞼手術は、目の下をなめらかで明るい印象に整え、若々しい表情を与えます。クマの改善や疲れて見える目元の解消にも効果があります。

アイケイ美容外科では、一人ひとりの目の状態に合わせたオーダーメイド手術を行い、最良の結果を提供いたします。

目の手術後のアフターケア

手術後の腫れ注射、治療時の光線照射器、経過時の傷跡注射を適用して、早い回復と最小限の傷跡を誘導します。

5波長LED光線治療器

手術後の腫れ・痛み・内出血のケアに効果的で、

肌の再生や鎮静をサポートする複合型光線治療です。

腫れ注射 

手術後の早い回復をサポートするために、腫れを抑える抗炎症成分を含む注射です。

瘢痕注射 

手術部位にできた硬くなった瘢痕組織を柔らかくほぐす注射です。